オールナイトニッポンを聴く理由 第二回:現在聴いているラジオ
三本立ての企画、「オールナイトニッポンを聴く理由」。第二回は私が現在、毎週聴いているラジオを三つ紹介したいと思う。また、最後には私のラジオの聴き方を語りたい。
やはり現在も聴き続けている王道中の王道、オードリーのオールナイトニッポン。
オードリーのオールナイトニッポンは前回の記事にも書いた通り、ある週を境に毎週欠かさず聴いている。
オードリーのオールナイトニッポンの魅力はまさに若林さんの丁寧に舗装した道路を春日さんがまっすぐ、時々くねくねと渡り歩く構造的な美しさにあると思われる。
また、オープニングトークは一般的なラジオだと10~20分のところ、オードリーは圧巻の40~50分のオープニングと、とても長い間、二人の最近の話や、興味のあることについてのトークが炸裂する。
毎週安定した面白さで人々を魅了する、オードリーのオールナイトニッポン、是非お聴きください。
よく見る小宮とはまた違った一面がみられる、三四郎のオールナイトニッポン0。
三四郎のオールナイトニッポン0は、異色の経歴を持つ長寿番組である。
上記のオードリーのオールナイトニッポンは一部と呼ばれる1:00~3:00の時間帯に放送されるが、三四郎のオードリーのオールナイトニッポン0は二部と呼ばれる3:00~5:00にかけて放送されている。
このラジオの魅力は、毎週ポット出てくる番組内のテーマを、最後の最後まで引っ張りまくることである。
たとえるなら、友人間で会話していた時に起こった言い間違いなどをあとあと掘り返して盛り上がるような、内輪にしかわからないトークを、一回の放送の中でやってのけるのである。
これは聴いているリスナーも二人のトークに混ざっているかのように盛り上がれる特別な体験ができるのではないかと思う。おすすめです。
日曜の黄昏時にお送りする、平凡なサラリーマンを映したラジオドラマ、あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~
安部礼司は、毎週日曜夕方五時から放送している、十年以上の歴史を持つ長寿ラジオドラマである。宮城ではDate FM(77.1MHz)で聴くことができる。
平凡なサラリーマンの日常の出来事を面白おかしく、たまに泣けるエピソードを交えて語られる一話完結のドラマである。
キャラにとても個性があり、何年たっても後輩キャラの飯野平太、やることなすこと重いといわれがちな重山つらみなど、様々な性格を持った人物が登場するのも面白い。
私にとっては日曜の夕方、家族とどこかへ出かけた帰りにカーラジオで聴きながら夕日を見つめた日々を思い出す、思い出のラジオである。
私のラジオの聴き方。
私は仙台近郊の田舎に住んでいることから、通学にも出かけるにも長い時間乗り物に乗っていることが多い。
そこで、移動中にイヤホンをつけてはラジオを聴くことが私のルーチンになっている。
これによって毎週のラジオを聴く時間を確保しているのである。
あなたにも小一時間、毎週暇な時間があったりするなら、その時間をラジオを聴く時間にあててみてはいかがだろうか。
きっと面白いエピソードやためになる話術であなたの生活を彩ることになる。。。かもしれない。
この後また、夢でお会いしましょう、アディオス。