また心の病気が再発しかけています。
あなたの身にも訪れるかもしれない、身体の停止。
今日の朝起きたら耳がごーっと鳴り、聞こえづらくなっていました。メガネをかけて起き上がろうとすると、クラクラとめまいがする...
またあの日々に逆戻りするのかと思うと、寒気がしました。
この記事は私が体験した、あるいは今でも抱えている問題を紹介する事によって、読んでいる方々に「こころのびょうき」を発症、または深刻化させないようにしたいという思いで書いています。
1.これからやろうと思っていたのに...
「あの日々」というのは、私が過去にうつ病になりかけて、何をするにもやる気が起きない時期があったので、そのことを指しています。
その時期というのが、大学に合格が決まって、受験を終えたその翌週でした。朝起きると頭が痛く、めまいがして、倦怠感が身体を包み込む感覚に襲われました。
最初は少し無理をしながら学校に通っていたのですが、それが何日も続くので、たまに休むようになりました。ですが、家にいてもやる気は出ないのに何もすることがないという矛盾した状態に陥り、私は少ない活動量で時間の潰せるユーチューブなどの動画配信サービスにのめり込んでいきました。
それまで私は大学受験が終わったらやりたいことがたくさんありました。
旅行に行ったり、ゲームをしたり、絵を書いたり、プログラミングをしたりなどなど。でも、その夢はその気だるい症状により阻まれました。
そんな時間をただベッドに寝転がってユーチューブを見る生活に費やすことになるなんて思いもしませんでした。
2.休むってなんだっけ
父はそんな私に、「YouTubeとか、SNSはこころを疲れさせる要因となるからあまり使わないほうがいい」と言い、アドバイスをくれました。
そこでYouTubeから離れ、極力休んだ生活を心がけるようにしました。
でも、ここで私は「休む」ということに体力を使っていることに気づきます。
私にとっては月曜日から金曜日まで学校に行って土日にも学校に行って勉強をするのが普通だったので、自然と家に帰ったら勉強の疲れから休むことができていました。
ですが、今度は何も活動していないのでわけが違います。そもそも疲れていないのに休むこともできないのです。
3.楽してないけど楽してる(壮絶な矛盾)
そんなこんなで学校を休みがちだった私ですが、容態が回復すると学校に行ったり、模試に出たりすることも多くなりました。しかし、友人からは「受験受かって楽していいよなぁ」と言われることもありました。
確かにあちらから見ると受験が終わり、学校なんてどうでも良くなって休みがちになっている憎いやつと捉えるのも無理はないです。というか、むしろ自然な解釈です。
ですが、その時私はとてつもない孤独感に苛まれました。
それもそのはず、私自身も「うつ病」なんて他人事の話だと思っていたのです。
誰からも理解を得られないまま時が過ぎていくことがとても苦しかった記憶があります。友人も「あのときのお前はおかしかったからなぁ」と笑ってやり過ごしてくれていますが、当時どのように思っていたかをもんもんと考えてしまいます。
うつ病は休むことによって解決します。でも日本では「休むことは悪いこと」「サボっているやつは社会のゴミ」といった思想がまだ根強く共有されています。
でもそのままだと次に体調を崩してしまうのはあなたかもしれません。
まずは考え方を変えてみる、こういうことで悩んでいる人もいるということを頭の片隅においておくことが重要だと感じました。
4.人それぞれの生活がある。
そんな私を支えてくれたのがTwitterの存在でした。先程SNSは良くないという記述がありましたが、SNSの中でもTwitterはうまく使えば、心の平穏を保つのに役立つと思いました。
その大きな理由が、自分と同じ境遇にある人がたくさんいることに気づくことができることです。
例えばTwitterで自分が悩んでいることを打ち込んで検索してみると、Googleの検索結果より自分の身になる、または共感できるつぶやきや意見が多数存在します。もちろんその中にはいくつもデタラメが紛れていることに注意しなければなりません。
ですが、大切なのは前述したように、自分と同じことで苦しんでいる人が何人もいることを知ることで落ち着きを得ることにあると思います。
このおかげで孤独感はだいぶ緩和され、充実した生活を送れるようになりました。
この世に様々な性格の人がいるように、物事を頑張りすぎると身体にしっぺ返しを位安い体質の人も世の中にはいます。でも、それはあなただけではありません。
誰しもがぶつかる壁を、先代の人々は工夫して解決してきました。
もしも何もやる気が起きないときは、自分が悪いのだと責めないで、少し一休みして現在の状況を俯瞰的に見てみるのがいいと思います。
僕はまた頑張りすぎてしまい、今日受けるべきテストをスキップしてしまいました。このだるさがいつまで続くか不安ですが、そんなときはひとまず一服。この精神が大切なのだと心に留め、この社会を歩んで行きたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
もし、だるい感じが長く続く場合は、私と同じ症状かもしれません。かんたんな心理テストのようなものをウェブ上で受けられます▼